領収証紛失の場合

税務調査時に領収書がない、無くした場合
確定申告がすんで安心し、思わず勢いで領収証を捨ててしまったという方。
または、もう必要がないだろう?などと勘違いして領収証を捨ててしまった方。
引越時にゴミと紛れて領収証を紛失してしまった方。
いろいろな事情が考えられますが、領収証は過去5年保管しておかなくてはなりません。
これは法人も個人も同様で、確定申告が済んだからといって捨ててはいけないのです。
そもそも基本的なことをお話しますと「確定申告時は課税についての指導や指摘は一切受けない」ということです。
よく、確定申告時に、申告額がおかしいとか、経費がおかしいなどと指摘されるのではないか?と思っている方がいますが、これは間違いです。
確定申告というのは、あくまでも書類の提出だけで、経費率や売り上げの水増し、過少申告などの調査は後日行われます。
ですので、確定申告がすんだからといって、領収証を捨ててしまうのは大きな過ちです。

もし領収証を無くしてしまったら?
さて、もう無くしてしまったらどうしたらよいのでしょうか?
経費を証明するものがありません、さて困った・・・こんな場合の対処法です。
まずは、最悪のケースから紹介しましょう。
あなたが税理士や公認会計士に依頼していない場合で、且つ自分で確定申告をしていて白色申告の場合です。
青色申告の場合なら、経費帳に書いてあれば、それを税務署は追認して証明する必要があるのですが、白色の場合、言い訳は通用しません。
無いなら経費はゼロですね!なんて言われても、これは言い返せません。
最悪は、売り上げ=利益。 経費ゼロとなり、すさまじい追徴課税を受けます。

次に、青色申告の場合です。
青色申告の場合なら、各種帳簿があるはずですので、そこから経費率がある程度認められ、もし税務署が突っ張る場合には、彼らは証明しなくてはならないのです。
また、仮に経費率が5割程度なら、業界水準という相場で決着・折り合いをつけられる可能性もあります。
たとえば、あなたの業界は経費率が3割くらいなので、今回はそれで手を打ちませんか?のようにです。

青色申告と白色申告では雲泥の差なのです。
また、次に大きい要素が税務官の性格です。
鬼のような税務官なら、徹底的に追い詰められますが、人がよい税務官、またはあなたの態度が良い場合、税務官の心証がよくなり、大岡裁きで1度は許してくれるかもしれません。

また、確定申告を税理士に依頼している場合、税務官は直接あなたに連絡取ることができません。
この場合、税理士に連絡が入ります。
そして対処・対応は税理士が行うことになるわけです。
多少費用がかかってでも、税理士に依頼し、青色申告をお勧めするのはそんな理由なのです。

領収証を無くしても決して焦らず、冷静に対応しましょう。
そして何より、誠意をもって正直に経費を申告し、多めに納税していれば、何も心配することはないでしょう。
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